笑顔畑プロジェクト

心も身体もしんどい時が続くけど、小さな笑顔を育てよう。 笑顔の畑に元気が実る。 その元気は、明日へ架ける橋になる。  みんなで明日を見に行くために、笑顔の畑を育てよう。

先日~~~SET研究生時代の同期のおりちゃんとたかちゃんが仙台に遊びに来てくれました!
やっほほ~~~い!二人は、震災後もずっと思いを寄せていてくれて、今回は、その後どうなっているか
自分の目で確かめたくて、そしておいしい物をいっぱい食べたくて仙台に来てくれました。

おりちゃんと言えば、大変活躍している声優さんです。「スイートプリキュアのリズム」や「あたしんちのみかんちゃん」の声をしています。

たかちゃんと言えば、東京の劇団「ヘロヘロQカンパニー」看板女優さんをやっています。

そして、仙台の大物女優はまりちゃんが小旅行をしてきました!

IMG_0722.jpg


1日目は、塩釜にあるいつものまぐろ屋さんにまぐろを食べにいきました!

ここのまぐろ屋さんはいつも低価格なのにボリュームたっぷりなんだよね。

IMG_0711.jpg

大盛りをペロリと完食しました!二人も大満足!おいしいおいしい!と言っていたよ。

その後、松島へ観光に!おりえちゃんの車から見える松島の景色に二人は感動しまくっていました。
海に浮かぶ、島々の数々。海がキラキラに輝いていました。

IMG_0733.jpg

もう夕方で、暗くなってきたので、もし円通院が開いていたら おもしろおみくじを引こうとなり
※(おもしろおみくじは、出会える相手の血液型や外見や星座など妙に具体的に書かれたおみくじ)
向かったのですが、その通り道の参道が様変わりしていました。。

2年前にきたときは背の高い木がたくさんあり、まるで神様の通り道のような神秘的なところだったのに
今は、半分以上の木が伐採されていました。

なんとも津波の影響で木がだめになってしまったそうです。

んでも、この木のおかげで奥にある瑞巌寺は大きな被害は少なかったそうです。

少し、寂しい風景でした。

そして、円通院に向かいましたが、、、やっぱり時間が遅かったのね。。。閉まっていておみくじは引けず。。

え?これって。。出会える人さえもいないってこと??って4人で苦笑して帰ってきました。
(4人とも独身ってことは、内緒なこと。。。フフフ)

by:顔の丸いまりちゃん


なかなか笑顔畑プロジェクトの活動ができず、ごめんなさい。

さて、先日石巻に行ってきました!

この季節に毎年私に会いに来てくれるつかさ君。

「僕は何も復興のお手伝いができないけれど、こうやって
宮城県を訪れて、毎年被災地がどう変化しているか見たいんです。
そしてこの土地のおいしいもんをいっぱい食べたいんだ。」

まりこ&つかさ

まるで夫婦のようですが、本人たちは、姉と弟と言った感じで気兼ねなく小旅行してきました。

まずは、石巻のこの看板。日和山公園の下の住宅街があったところに立っています。

がんばろう石巻

震災直後から、石巻の市内をずっと見守っていた看板です。
たくさんの季節と月日が流れていても「がんばろう!石巻」は力強くメッセージを伝えてくれていました。

そこには、震災の状況が映像で流れていたり、写真が展示されています。

ともし火

津波の高さ


この鉄の柱は、津波の高さを表したものです。
ここの津波は、6.9メートル。私が見上げましたが、上の文字が見えないほど
高い位置にありました。これは。。。2階だて、3階だての家は、軽く飲み込まれる高さでした。

そして、女川にも行ってきました。

女川は、またさらにな~んにもなくなっていました。

女川-2

2011年 はじめた訪れた時は、すべてが飲み込まれた、無残な家屋が
軒並みにあった所です。

な~んも、 な~~んも ないです。 な~んもない所に白つめ草が生き生きと育っていました。

そして、

この建物は、まだ撤去されていませんでした。

女川-1

これは、このまま残すのかな。。。撤去できないのかな。。。。
あのときの胸につきさす、さびしい気持ちがよみがえりました。


さて、今回の旅の目的のひとつにミッション「ホヤ」を探せがありました。
南三陸で天然ホヤが水揚げされたと聞き、いてもたってもいられない
同僚かずちゃんのためになんとしてもゲットしようと、女川住人の方に聞くと。。。

女川のホヤー!!発見しました!養殖であってもれっきとした宮城県のホヤです!
プッリップリ!2年ものだそうで、やっとこ水揚げされたそうです!!
1個250円とちょっとお高いけれど、かずちゃんと実家にお土産に買ってきました!

女川-ホヤ

私は、ホヤが苦手なので、その場で女川で獲れた牡蠣1個100円をその場でペロリ!

女川-かき

うんとね。。。おいしかった~~~!本当においしかった~~よ~~!100円安くない!?

さて、そこから向かったのが、大川小学校。気になっていたんです。
全校生徒7割の生徒74人も流された学校。。私が折り紙のボランティアで行ったときの
おばあちゃんの話がが忘れられなくて。。。「早く山に登れば助かったのに・・・」
おばあちゃんが泣きながら話してくれた、、お孫さんの学校。。

写真には、収められませんでした。たくさんの悲しみがその土地を支配していました。

この学校は沿岸にないんですよ。。川からの逆流の津波。その場所に行って思ったけど、、、
津波が来ると思えない場所でした。

どちらかというと山なんです。海は見えません。危機意識が低かったと
新聞に書いていましたが、この小学校が避難場所と指定されるのも分かる気がします。

そんな場所に、、、思いも寄らない津波が来てしまった。。。

大川小学校の校庭から、キラキラの子供たちの声であふれていたんだろうに。
一瞬でその夢も希望もなくなってしまった・・・その土地で私は言葉も出ませんでした。



そして、最後に訪れたのが「追分温泉」!
震災直後、たった1軒屋のこの温泉にたくさんの被災者が集まったきたそうです。
ほとんど木で作られたここは、とてもぬくもりがある場所でした。

追分温泉

帰りの、車の中でつかさ君が

「まりこさん。来年は、気仙沼に行きましょう!」

ありがとう。つかさ。。また一緒に行こう!君のおかげで私も振り返ることができるよ。

忘れちゃいけないこと、伝えなきゃいけないこと。。
自分のできることを少しづつしていこう・・と思ったまりちゃんでした。


by:顔の丸い まりちゃん







私の夢の1週間が終わりました!

このブログでも紹介している石倉くんが出演している
「イシノマキにいた時間」が無事に幕を閉じました!

まりこ・さぶ

イシノマキ3人


石倉くんは、震災直後すぐに宮城県を訪れ、
「笑顔畑プロジェクト」に賛同してくれて、おかしを
車いっぱいに積んでやってきてくれました。

石倉君は、ピースボートというボランティア活動を通して、
何度も石巻の復興のために来てくれていました。

「まりこ この経験をお芝居にしたいんだよ」
そんな話をしてくれていた石倉くん。

たくさんのマンパワーを感じた彼は、
役者として「伝える。」という仕事を始めました。

全国でこの作品を上演し続け、5000人のお客様に見ていただきました。

その作品がやっとこ仙台で上演することが決まったけれど。。。
仙台のお客さんんは快く受けて入れてくれるだろうか。。。

実は、公演当日までチケットが余り席が空いてしまうのではないだろうか。。。
そんな心配がずっとありました。。。

ところが、、、、、

初日から、あれよあれよと満席、チケット完売!
口コミなのか、KHBさんのCMのおかげなのか。。。。

10BOX公演もイズミティ公演も完売!

しかも 会場からたくさんの笑い声、うなずく声、涙の声が、
欽ちゃん劇場かと突っ込むほど聞こえてきました。
ハスにかまえた伊達文化の仙台の皆様とは思えないほどの
暖かいお客様のたくさんの拍手が会場に割れんばかりと響いていました。

KHB主宰担当のみなさま、富良野塾から手伝いに来てくれた演劇工房のみなさま
10BOX職員のみなさま、仙台の舞台スタッフのみなさま、おむらいすファクトリーのみなさま、
観に来てくださったお客様のみなさま、そのほかたくさんの方々の力をお借りして無事に幕を閉じました。

アンケート回収率80%!たくさんの方々が熱い思いを書いてくれました。

台詞「出来る 出来ないかじゃなくて やるか やらないかなんだよ」
この言葉に心を揺さぶられ、”わたしがやる 私援” 精一杯の1週間が終わりました。

笑顔畑プロジェクトからは、上演にあたり制作費として協力させていただいた事を報告いたします。

まりちゃんより
久しぶりの更新です!

さて、いよいよ今日から「イシノマキにいた時間」の公演がスタートします!

詳細・・・・・・
★5月29日(水) 19時~ 10BOX
★5月30日(木) 19時~ 10BOX
★6月 1日(土) 17時~ イズミティ21 小ホール こちら完売!
全日とも、1000円!

私の20年来の友人が震災後、石巻でボランティア活動を続け
そのボランティアの目線から見たヒューマンドラマの作品です。

「イシノマキにいた時間」オフィシャルサイト
http://www.ishinomakitime.com/

詳しくは後ほどアップしますね。

「笑顔畑プロジェクト」からも協賛させていただきました!

イシノマキ素舞台



去年の震災でたくさんの方が非難していた、奥松島縄文村歴史資料館の夏祭り
「宮戸夏祭り」にお呼ばれしてコンサートしてきました~~!

120819_1515~01

天気も良くて、気持ちの良い風が吹いていて、港にはたくさんの船が出ていました。

縄文村に着くと沢山の地元の人たちと、たくさんの県外のボランティアさんが
いっぱいいました。あちこちから聞こえてくる関西弁。

奈良のお坊さん達や、大坂の方がこのお祭りを盛り上げてくれていました。感謝。。。

そして、キッズコーナーにある石の広場のステージで私達のコンサートが行われました。

地元の子ども達もボランティアの方々、そして実行委員会の方々みんなが
コンサートを盛り上げてくれました。

「祭りだワッショイ!」掛け声合戦をしたり、みんなで気合を入れて「や~!!」って
叫んだり、、、参加している人たちも、そして観ている人たちも笑顔笑顔がいっぱいでした。

TS3W0120.jpg

まだまだ片付かないところもありましたが、みんな精一杯生きてるんだな~って
感じたし、たくさんの方の支援を今もなお受けているんだと実感した1日でした。

みんな、みんなにありがとうなんだなぁ~

顔の丸いまりちゃんより